ブラジルに行ってきた [日本のなかにある異国空間]
GWはブラジルに行ってきた、と言えたらワイルドなのだが、残念ながら今年のGWは残留組。
仕方がないので、在日ブラジル人の街・群馬県大泉町で催されたブラジリアンデー・フェスティバルに行ってきた。
東京から片道二時間ちょっとでたどり着いたのは東武鉄道の西小泉駅。"大泉"町なのに"小泉"駅とは解せないが、ローカル駅に似つかわしくないポルトガル語の注意書きがこの片田舎のコスモポリタンなありさまを物語っているようだ。
街を歩けばやたら派手な看板が目に飛び込んでくる。ここが群馬県邑楽郡という"郡部"とは信じがたい。
さて会場のいずみ緑道に行ってみる。ステージから陽気な音楽が流れ、大勢の人で賑わっている。が、辺りに飛び交うはポルトガル語ばかりで、日本語がほとんど聞こえない。ここはホントに日本なのか?
その会場のざわめきが異様に大きくなったかと思うと、サンバ・ダンサーが登場した。さすがフェスティバルの花、ステージのボルテージも一気に上がるゾ。
その一方で、肉の焼けるジューシーな香りが辺りには漂う。ここは一つ豪快なブラジリアン・バーベキューでランチとしよう。ううん、焼きたてのお肉は最高に美味い!!
ステージに戻るとカポエイラのパフォーマンスが実演されていた。格闘技をモチーフにした踊りの蹴りが相手の体スレスレに入ると、割れんばかりの拍手が沸き起こる。
さらには日系ブラジル人のご当地アイドル「リンダ三世」が登場。こんな五人組がいたなんて知らなかった。果たしてKARAを超えることはできるか?
そうこうしているうちに、ブラジルアコースティック音楽のバンドが登場。軽快なテンポと陽気なリズムが響き渡ると、もう会場はノリノリ。ついつい浮かれて、客が次々と踊りだす、踊りだす。
いやー、もうこんな光景を見てると、ホントのブラジルに行きたくなっちゃうなあ。
ううん、やっば少し悔しいぃぃぃぃ 。
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