受け入れたのは人間だった・・・「おじいちゃんの里帰り」(2011ドイツ映画) [海外旅行の周辺]
50年前、トルコから移民としてドイツにやってきたおじいちゃん。4人の子供を育て3世代10人の大家族となった今、故郷トルコへの里帰りの旅を家族に提案するところからこの映画の物語は始まる。
トルコ語を話せない幼い孫は、母からおじいちゃんがどのようにしてドイツにやってきたのかを聞かされる。
母が語る50年前のおじいちゃんの物語の映像と、故郷に戻る現在の家族の映像。それらが相互にオーバーラップし、トルコとドイツの狭間で揺れる家族それぞれの物語が作品に深みを与えていた。
映画は最後に、トルコ移民受け入れを表明した50年前のニュース映像を映し出し、「ドイツは労働力を受け入れたつもりでいた。でも受け入れたのは労働力ではなく人間だった。」との語りで終る。
最近日本も若年労働力の不足を補うため、外国人を受け入れる動きがある。それは、労働力ではなく人間を受け入れることになるということなのだが、果たして日本にその覚悟はあるのだろうか。。。
トルコ語を話せない幼い孫は、母からおじいちゃんがどのようにしてドイツにやってきたのかを聞かされる。
母が語る50年前のおじいちゃんの物語の映像と、故郷に戻る現在の家族の映像。それらが相互にオーバーラップし、トルコとドイツの狭間で揺れる家族それぞれの物語が作品に深みを与えていた。
映画は最後に、トルコ移民受け入れを表明した50年前のニュース映像を映し出し、「ドイツは労働力を受け入れたつもりでいた。でも受け入れたのは労働力ではなく人間だった。」との語りで終る。
最近日本も若年労働力の不足を補うため、外国人を受け入れる動きがある。それは、労働力ではなく人間を受け入れることになるということなのだが、果たして日本にその覚悟はあるのだろうか。。。
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