チャレンジする地方鉄道 [観光立国日本?]
大震災で被災した三陸鉄道が、来月、全線で運転を再開するという。
復活はうれしい限りだが、ローカル鉄道を取り巻く環境は厳しい。
『チャレンジする地方鉄道(著者・堀内重人)』では、逆境に奮闘する日本各地の地方鉄道の様々な取り組みが紹介されていて、興味深い。
経営が苦しく、苦肉の策で副業のぬれ煎餅を「電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」と売り出したのは千葉の銚子電鉄。
その悲痛な思いが届き鉄道ファンを中心にぬれ煎餅が大ヒット。今では鉄道部門の収益より、食品部門の方が2倍近くも利益を上げているという。
こうなってくると、もともと煎餅は鉄道のために存在していたはずなのに、今では鉄道の方が煎餅を際立たせるためのツールとして存在しているところが面白い。
新型電車に投資をする余力はないが、煎餅を焼く機械は今や最新型だそうだ。しかも鉄道会社だから機械に強い人材は豊富で、ちょっとした故障は自分たちであっさり修理してしまうという。
持てる経営資源を最大限に生かし大胆に新事業を軌道に乗せた銚子電鉄、天晴れ!!
三陸鉄道も負けるな!!
復活はうれしい限りだが、ローカル鉄道を取り巻く環境は厳しい。
『チャレンジする地方鉄道(著者・堀内重人)』では、逆境に奮闘する日本各地の地方鉄道の様々な取り組みが紹介されていて、興味深い。
経営が苦しく、苦肉の策で副業のぬれ煎餅を「電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」と売り出したのは千葉の銚子電鉄。
その悲痛な思いが届き鉄道ファンを中心にぬれ煎餅が大ヒット。今では鉄道部門の収益より、食品部門の方が2倍近くも利益を上げているという。
こうなってくると、もともと煎餅は鉄道のために存在していたはずなのに、今では鉄道の方が煎餅を際立たせるためのツールとして存在しているところが面白い。
新型電車に投資をする余力はないが、煎餅を焼く機械は今や最新型だそうだ。しかも鉄道会社だから機械に強い人材は豊富で、ちょっとした故障は自分たちであっさり修理してしまうという。
持てる経営資源を最大限に生かし大胆に新事業を軌道に乗せた銚子電鉄、天晴れ!!
三陸鉄道も負けるな!!
2014-03-13 23:44
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