恐れを知らぬ行動力 [海外旅行の周辺]
大学を出たばかりの若者がバングラディシュで社会企業家として活躍している。そんなに簡単にソーシャルビジネスって手がけられるものなのだろうかと不思議に思いながら一冊の本を手にしてみた。
「前へ!前へ!前へ!」の著者・税所篤快氏が手がけたビジネスはなんとバングラディシュの受験産業!! 先進国ならいざ知らず世界最貧国の一つバングラで受験戦争なんてあるのかと思いきや、あるのだ!!
大学の数が少ないバングラでは、その狭き門を目指し、受験戦争を勝ち抜くための予備校があるという。
だが予備校に通えるのは、バングラの全人口で見たらほんの一握りの都会の富裕層の子弟に限られる。富裕層のみが大卒エリートとなり、地方の貧しい高校生はどんなに優秀でも経済的理由から受験戦争の入り口にすら入れない。かくして経済格差は固定され、貧困層は貧困層から抜け出せない。
そこに著者は自らの体験から来る解決策を導入した。
高校時代落ちこぼれだった著者は、某予備校の衛星放送授業でメキメキと学力を上げ、難関大学に合格。超一流講師のレッスンはたとえ放送というバーチャルな形態であっても、極めて効果的であることを実感していた。
著者は農村の教室にPCを設置しDVD予備校を開校、意欲ある学生にダッカの一流予備校講師のビデオ授業を提供したのだ。まさについ最近まで自分がユーザーであったからこその発想だ。
そして自分が通っていた予備校の理事に掛け合い事業のスポンサーになってもらう。またダッカの予備校講師を口説き落としボランティアでビデオレッスンを収録と、その行動力には全く頭の下がる思いだ。
そんな努力が実って、田舎の高校生の中から災難間のダッカ大学合格者を出す。
自らの体験から得たアイディアを、恐れを知らなぬ行動力で実現させてしまう。大した若者がいるものだ。
「前へ!前へ!前へ!」の著者・税所篤快氏が手がけたビジネスはなんとバングラディシュの受験産業!! 先進国ならいざ知らず世界最貧国の一つバングラで受験戦争なんてあるのかと思いきや、あるのだ!!
大学の数が少ないバングラでは、その狭き門を目指し、受験戦争を勝ち抜くための予備校があるという。
だが予備校に通えるのは、バングラの全人口で見たらほんの一握りの都会の富裕層の子弟に限られる。富裕層のみが大卒エリートとなり、地方の貧しい高校生はどんなに優秀でも経済的理由から受験戦争の入り口にすら入れない。かくして経済格差は固定され、貧困層は貧困層から抜け出せない。
そこに著者は自らの体験から来る解決策を導入した。
高校時代落ちこぼれだった著者は、某予備校の衛星放送授業でメキメキと学力を上げ、難関大学に合格。超一流講師のレッスンはたとえ放送というバーチャルな形態であっても、極めて効果的であることを実感していた。
著者は農村の教室にPCを設置しDVD予備校を開校、意欲ある学生にダッカの一流予備校講師のビデオ授業を提供したのだ。まさについ最近まで自分がユーザーであったからこその発想だ。
そして自分が通っていた予備校の理事に掛け合い事業のスポンサーになってもらう。またダッカの予備校講師を口説き落としボランティアでビデオレッスンを収録と、その行動力には全く頭の下がる思いだ。
そんな努力が実って、田舎の高校生の中から災難間のダッカ大学合格者を出す。
自らの体験から得たアイディアを、恐れを知らなぬ行動力で実現させてしまう。大した若者がいるものだ。
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