「わたし、解体はじめました」―元OL猟師になる [雑談]
元OLが猟師になった。
きっかけは3.11大震災。買占めが起こり店から商品が消え、生き抜くとはどういうことだろう、食べ物を自分で何とかするとはどういうことだろうと思い続け、その中でも一番見えにくくなっている食肉の解体に興味を持った筆者のライフスタイルを画いたのが「わたし、解体はじめました」だ。
仕事を辞め田舎に移り住み仲間と自給自足の生活を始める傍ら、狩猟免許を取得。先輩猟師の知恵を借りつつ、様々な動物の解体に向き合っていく。
肉を食べること=動物の命をいただくこと、頭ではわかっていてもその場面を実感することは、普通に暮らしている限りほとんどない、
というか都市住民は一生見ることなく死んでいくのだろう。
元OL猟師がその動物の命をいただく瞬間で感じたこと、可哀想と思う気持ちと生き物への感謝の気持ち、その他入り混じる瞬間瞬間の様々な機微が画かれており興味深い一冊だ。
ところでこの元OL猟師さん、解体を学ぶのに、Youtubeの解体動画(!!)も参考にしたあたりが今風だ。
試しに鶏の解体で検索してみるとこんな動画がヒットする。
この動画のコメント欄を見ると、「こんなの子供に見せるな」といった短絡的な反応も多い。
でも、「いただきます」とは「命をいただきます」ということ。こういう場面にフタをして見ようとしない/見せようとしない態度では生きることの本質に近づけないと思う。
きっかけは3.11大震災。買占めが起こり店から商品が消え、生き抜くとはどういうことだろう、食べ物を自分で何とかするとはどういうことだろうと思い続け、その中でも一番見えにくくなっている食肉の解体に興味を持った筆者のライフスタイルを画いたのが「わたし、解体はじめました」だ。
仕事を辞め田舎に移り住み仲間と自給自足の生活を始める傍ら、狩猟免許を取得。先輩猟師の知恵を借りつつ、様々な動物の解体に向き合っていく。
肉を食べること=動物の命をいただくこと、頭ではわかっていてもその場面を実感することは、普通に暮らしている限りほとんどない、
というか都市住民は一生見ることなく死んでいくのだろう。
元OL猟師がその動物の命をいただく瞬間で感じたこと、可哀想と思う気持ちと生き物への感謝の気持ち、その他入り混じる瞬間瞬間の様々な機微が画かれており興味深い一冊だ。
ところでこの元OL猟師さん、解体を学ぶのに、Youtubeの解体動画(!!)も参考にしたあたりが今風だ。
試しに鶏の解体で検索してみるとこんな動画がヒットする。
この動画のコメント欄を見ると、「こんなの子供に見せるな」といった短絡的な反応も多い。
でも、「いただきます」とは「命をいただきます」ということ。こういう場面にフタをして見ようとしない/見せようとしない態度では生きることの本質に近づけないと思う。
タグ:わたし、解体はじめました 畠山千春
2014-04-27 20:19
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