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謎の独立国家ソマリランド [海外旅行の周辺]

ソマリアといえば国家が崩壊し、海賊が暴れ周り、米軍も国連もサジを投げたデンジャラスゾーンと誰もが認識していると思う。

無論大手新聞社でソマリアに支局のあるところなんてありはしない。その極端に情報の少ない崩壊国家に辺境ジャーナリスト・高野秀行氏が取材に入った。

謎の独立国家ソマリランド 予想とは裏腹に国際的に認知されているソマリアという地域が、実際には南部のソマリア、北東部のプントランド、北西部のソマリランドと三つの国に分かれ、それぞれの地域は全く異なる顔を持っていることを「謎の独立国家ソマリランド」は炙りだしている。

実は今でも戦闘が絶えず常に危険と隣り合わせなのは南部ソマリアやプントランドであって、北西部のソマリランドは治安を回復している。

というよりソマリランドはソマリランドとして独立を宣言し、別国家として機能しているのだ。(と言っても独立を承認しているのはエチオピアぐらいだが…)

どうしてソマリランドだけ治安を回復できたのか、そこには伝統的な氏族社会のもつ"手打ち"の風習が残り、内戦の被害を氏族長老たちの話し合いと賠償金で清算できたことも大きな要因だ、とこのレポートは分析している。

さすが辺境ジャーナリスト、大手マスコミでは手の届かない丁寧な取材が光る。

だがそれ以上に治安回復の決定的な要因は"ソマリランドには何もなかった"ことだ、とも喝破している。

へたに資源があるといつまでも争いごとが絶えない。貧乏故に平和を手にする。

なんとも皮肉な話である。




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