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謎の独立国家ソマリランド [海外旅行の周辺]

ソマリアといえば国家が崩壊し、海賊が暴れ周り、米軍も国連もサジを投げたデンジャラスゾーンと誰もが認識していると思う。

無論大手新聞社でソマリアに支局のあるところなんてありはしない。その極端に情報の少ない崩壊国家に辺境ジャーナリスト・高野秀行氏が取材に入った。

謎の独立国家ソマリランド 予想とは裏腹に国際的に認知されているソマリアという地域が、実際には南部のソマリア、北東部のプントランド、北西部のソマリランドと三つの国に分かれ、それぞれの地域は全く異なる顔を持っていることを「謎の独立国家ソマリランド」は炙りだしている。

実は今でも戦闘が絶えず常に危険と隣り合わせなのは南部ソマリアやプントランドであって、北西部のソマリランドは治安を回復している。

というよりソマリランドはソマリランドとして独立を宣言し、別国家として機能しているのだ。(と言っても独立を承認しているのはエチオピアぐらいだが…)

どうしてソマリランドだけ治安を回復できたのか、そこには伝統的な氏族社会のもつ"手打ち"の風習が残り、内戦の被害を氏族長老たちの話し合いと賠償金で清算できたことも大きな要因だ、とこのレポートは分析している。

さすが辺境ジャーナリスト、大手マスコミでは手の届かない丁寧な取材が光る。

だがそれ以上に治安回復の決定的な要因は"ソマリランドには何もなかった"ことだ、とも喝破している。

へたに資源があるといつまでも争いごとが絶えない。貧乏故に平和を手にする。

なんとも皮肉な話である。




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インドの闇はまだまだ深い [海外旅行の周辺]

アジアの虐げられた人々をレポートする石井光太の取材方法は生半可なライターには真似できない。

物乞う仏陀 タイの売春婦やインドのストリートチルドレンと寝食を共にし、そこから浮かび上がる彼らの境遇をルポした「物乞う仏陀」には驚愕を覚えた。

とりわけ悲惨なのはインドの物乞いたちの実態だ。

喜捨=持てる者は持てない者に施すのが当たり前とされる宗教観から、物乞いは一種の職業となっている。

醜いのはその物乞いを束ねてピンハネする組織が存在していることだ。組織は彼らを一箇所に住まわせ、路上に"出勤"させ上前をくすねる。

そんな搾取集団なんか抜け出してしまえばよいのにと思うのだが、そんなに生易しい話ではない。

組織はインドやネパールの貧しい農村から掻っ攫うようにして子供を買ってくる。そして物心付く前に体罰を与え恐怖心を植え付け、組織から抜けられないようにしてしまうのだという。

さらに恐ろしいことがまかり通っている。

物乞いは健常者よりカタワの方が同情を集めやすく稼ぎがいいのだ。

かくして買われてきた子供たちの多くが手や足を切り落とされ、稼ぎのよい乞食に仕立て上げられる。中には顔に薬物をかけられ哀れな姿にされるものも少なくないのだ。 スラムドッグ$ミリオネア

そんなの作り話であって欲しいと思いたいのだが、あの「スラムドッグミリオネア」にも主人公のスラムの少年がカタワにされる寸前、危機一髪で逃げ出すシーンが画かれていた。

インド人監督の画くストーリーにも出てくるということは「物乞う仏陀」が作り話を書いているとは到底思えない。

世界経済を牽引すると期待されているインド。その闇はまだまだ深い。



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恐れを知らぬ行動力 [海外旅行の周辺]

大学を出たばかりの若者がバングラディシュで社会企業家として活躍している。そんなに簡単にソーシャルビジネスって手がけられるものなのだろうかと不思議に思いながら一冊の本を手にしてみた。

前へ!前へ!前へ!前へ!前へ!前へ!」の著者・税所篤快氏が手がけたビジネスはなんとバングラディシュの受験産業!! 先進国ならいざ知らず世界最貧国の一つバングラで受験戦争なんてあるのかと思いきや、あるのだ!!

大学の数が少ないバングラでは、その狭き門を目指し、受験戦争を勝ち抜くための予備校があるという。

だが予備校に通えるのは、バングラの全人口で見たらほんの一握りの都会の富裕層の子弟に限られる。富裕層のみが大卒エリートとなり、地方の貧しい高校生はどんなに優秀でも経済的理由から受験戦争の入り口にすら入れない。かくして経済格差は固定され、貧困層は貧困層から抜け出せない。

そこに著者は自らの体験から来る解決策を導入した。

高校時代落ちこぼれだった著者は、某予備校の衛星放送授業でメキメキと学力を上げ、難関大学に合格。超一流講師のレッスンはたとえ放送というバーチャルな形態であっても、極めて効果的であることを実感していた。

著者は農村の教室にPCを設置しDVD予備校を開校、意欲ある学生にダッカの一流予備校講師のビデオ授業を提供したのだ。まさについ最近まで自分がユーザーであったからこその発想だ。

そして自分が通っていた予備校の理事に掛け合い事業のスポンサーになってもらう。またダッカの予備校講師を口説き落としボランティアでビデオレッスンを収録と、その行動力には全く頭の下がる思いだ。

そんな努力が実って、田舎の高校生の中から災難間のダッカ大学合格者を出す。

自らの体験から得たアイディアを、恐れを知らなぬ行動力で実現させてしまう。大した若者がいるものだ。




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受け入れたのは人間だった・・・「おじいちゃんの里帰り」(2011ドイツ映画) [海外旅行の周辺]

おじいちゃんの里帰り 50年前、トルコから移民としてドイツにやってきたおじいちゃん。4人の子供を育て3世代10人の大家族となった今、故郷トルコへの里帰りの旅を家族に提案するところからこの映画の物語は始まる。



トルコ語を話せない幼い孫は、母からおじいちゃんがどのようにしてドイツにやってきたのかを聞かされる。

母が語る50年前のおじいちゃんの物語の映像と、故郷に戻る現在の家族の映像。それらが相互にオーバーラップし、トルコとドイツの狭間で揺れる家族それぞれの物語が作品に深みを与えていた。

おじいちゃんの里帰り

映画は最後に、トルコ移民受け入れを表明した50年前のニュース映像を映し出し、「ドイツは労働力を受け入れたつもりでいた。でも受け入れたのは労働力ではなく人間だった。」との語りで終る。

最近日本も若年労働力の不足を補うため、外国人を受け入れる動きがある。それは、労働力ではなく人間を受け入れることになるということなのだが、果たして日本にその覚悟はあるのだろうか。。。

 


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ベトナムLCC、機内でビキニショー!! [海外旅行の周辺]

ベトナム格安航空のベトジェットが機内でビキニの水着ショー!!

このベトジェット、来年成田乗り入れるらしい、ブラボー。

格安航空の機内で“水着ショー”ベトナム 格安航空の機内で“水着ショー”ベトナム

でも料金設定はこんなだったりして…

 航空運賃¥5,000+水着サーチャージ¥50,000

 


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