イラーめンを食ってみた。 [日本のなかにある異国空間]
知人がツイッターで「イラン人が作るラーメン店がある」とつぶやいた。これはいつか絶対いかねばと思い、訪れてみる。
S並にある某ニコニコロードなる商店街にその店は実存していた。
色物チックな店かと思いきや、意外にも本格派の店構えに少々驚くも、フツーのラーメンだったらわざわざやって来た甲斐がない。
しかし、期待に違わぬメニューが看板に。1000円もするスペシャルラーメン様はいかにも只者ではなさげだ。
ライ麦入りの麺にサフラン風味のチキン。加えて、アーモンドとピスタチオのトッピングなんてありえないだろ、ラーメンで。さらにこれらにベリーの実がかかってるなんて。
無論このスペシャルラーメンを注文してみる。
さてさてお味や如何に。
むむむ、ペースはあっさりの魚介系だ。細い麺がスープを吸ってフツーに旨いぞ。上品な味だ。
ところが後味に不思議なペリーとナッツのオリエンタルな残り香が漂う、こりゃ初めての体験だ。
ともかく日本人では絶対発想しえない味覚であることだけは間違いない。
一杯のどんぶりの中に、ひっそりとアッラーの神が宿っている、そこまで言うと大げさかも知れないが、ほのかに遥かな中東の香りがするラーメン、悪くないですゾ。
『飲むカレー』を試してみた。 [日本のなかにある異国空間]
なんだ、ビル屋上のこの巨大看板は。なになに「世界初、飲むカレー」だと。そんなキワモノがこの世に実存してよいのか。
ここで恐る恐る「飲むカレー」を啜ってみる。さて、そのテイストやいかに?
むむむ、意外にイケル!
なにかカレーというより、カレー風味のポタージュのような食味であるが、これはこれで美味い。
「飲むカレー」というネーミングの奇抜さほど料理の味は奇抜ではなかった。むしろ全然まともだ。実体はカレーというよりカレー風味の野菜ペーストだが、ともかく今までにないジャンルの新発見。
果たしてこの「飲むカレー」、「食べラー」みたくブレイクするだろうか?
でも、話のネタに一度くらいは試して見るか。 |
店構えは一見こざっぱりしたカフェ風ではあるが… どれどれ、入ってみよう。 |
おおっと、来たな。 これが「飲むカレー」だぁ。 |
なんかカレーにラテアートみたいな飾り付けが…。 しかし、いったい味はどうなんだ。 |
ここで恐る恐る「飲むカレー」を啜ってみる。さて、そのテイストやいかに?
むむむ、意外にイケル!
なにかカレーというより、カレー風味のポタージュのような食味であるが、これはこれで美味い。
「上の赤いのは玉ねぎとトマト、下の緑はほうれん草とブロッリーのカレーです」 と店員さん。 |
仕上がりも、ストローで無理なく飲めるほど滑らかなのはさすがだ。 |
さらに食後のコーヒーにプチスイーツもついてきた。 満足満足。 |
「飲むカレー」というネーミングの奇抜さほど料理の味は奇抜ではなかった。むしろ全然まともだ。実体はカレーというよりカレー風味の野菜ペーストだが、ともかく今までにないジャンルの新発見。
果たしてこの「飲むカレー」、「食べラー」みたくブレイクするだろうか?
アッラーの神様、お許しあれ-豚肉使用のケバブも旨い。 [日本のなかにある異国空間]
おやおや、新しい店ができたようだ。いったいどんな店なのだろう。
近寄ってみると「スープとケバブ」だと。なんだかよく分からないが、中近東系の料理を出す店なのだろう。
ともかく中に入ってみると、店内は明るく小洒落た雰囲気で、お客さんも清楚なマダム系が多い。
とりあえずケバブライスを頼んでみる。
「その赤いソースは激辛だから気をつけて」
と店員さんが注意するとおり、ソース部分を迂闊に舐めると汗が噴出す。アチッ。
でも、ケバブ自体は食べやすい味で旨い。
それもそのはず、ここのは牛豚合挽き肉を使用とメニューに書いてあった。
豚を使うとは何事だ! と、本場イスラムの人々に怒られてしまうかもしれないが、まぁここは日本。自由な発想で料理を楽しませてくださいな。
アッラーの神よ、罪深いジャパニーズをお許しあれ。
近寄ってみると「スープとケバブ」だと。なんだかよく分からないが、中近東系の料理を出す店なのだろう。
ともかく中に入ってみると、店内は明るく小洒落た雰囲気で、お客さんも清楚なマダム系が多い。
とりあえずケバブライスを頼んでみる。
「その赤いソースは激辛だから気をつけて」
と店員さんが注意するとおり、ソース部分を迂闊に舐めると汗が噴出す。アチッ。
でも、ケバブ自体は食べやすい味で旨い。
それもそのはず、ここのは牛豚合挽き肉を使用とメニューに書いてあった。
豚を使うとは何事だ! と、本場イスラムの人々に怒られてしまうかもしれないが、まぁここは日本。自由な発想で料理を楽しませてくださいな。
アッラーの神よ、罪深いジャパニーズをお許しあれ。
海鮮鍋で大満足-ポルトガル食堂 [日本のなかにある異国空間]
仲間内で会合があり、幹事特権で前々から行ってみたいと思っていたポルトガル料理店を提案してみた。
「スペイン料理とどう違うの?」
などという難しい質問に、
「ポルトガルは海洋国家だから、魚介が旨いのだ」
と適当に答えておいたが、その店はカタプラーニャなる海鮮鍋を売りにしているから、いい加減に答えておいても、そんなにハズすことはないだろう。
果たして、地下一階にある店へと階段を下りてゆくと、魚をグリルする香ばしい匂いが漂ってきた。
前菜7~8品にタラのグラタンやなんとか豚のグリル、そしてイワシのオーブン焼き。これにパクチーが添えてあるあたり、大航海時代に世界とつながっていたボルトガルの歴史を感じるのは僕だけだろうか。
ともかくメインの海鮮鍋の前にいろんなバリエーションが楽しめてしまう。
そしていよいよ主役のタプラーニャの登場だ。
大鍋を前に期待が高まる僕らは何故か鍋蓋に向かってVサイン。お調子者である。
そしてウエイトレスさんが蓋をとると、
エビ・カニ・アサリ・タコ、ともかく魚介が盛りだくさん。思わず一同拍手喝采!!
しかし、ここでお店から注意事項が伝達される。
「残ったスープでリゾットにしますのでスープはあまり飲まないでください。その分が少なくなります。」
おそらくポルトガルでは鍋の残り汁をリゾットにする習慣はないと思う。
日本式にアレンジしたのだろうけど、バターの風味を効かせた残り汁リゾットは超旨い。本国を超えたな、これは。
最後にカステラの祖先・パォン=デ=ローがデザートに登場。
一同もうお腹いっぱいで大満足。
今回の会合のために、わざわざ地方から上京してきた仲間もいたけど、きっとヤツも満足したことだろう(と、思いたい)。
ともかく、ごちそうさまな一夜でした。
「スペイン料理とどう違うの?」
などという難しい質問に、
「ポルトガルは海洋国家だから、魚介が旨いのだ」
と適当に答えておいたが、その店はカタプラーニャなる海鮮鍋を売りにしているから、いい加減に答えておいても、そんなにハズすことはないだろう。
果たして、地下一階にある店へと階段を下りてゆくと、魚をグリルする香ばしい匂いが漂ってきた。
ともかくメインの海鮮鍋の前にいろんなバリエーションが楽しめてしまう。
そしていよいよ主役のタプラーニャの登場だ。
大鍋を前に期待が高まる僕らは何故か鍋蓋に向かってVサイン。お調子者である。
そしてウエイトレスさんが蓋をとると、
エビ・カニ・アサリ・タコ、ともかく魚介が盛りだくさん。思わず一同拍手喝采!!
しかし、ここでお店から注意事項が伝達される。
「残ったスープでリゾットにしますのでスープはあまり飲まないでください。その分が少なくなります。」
おそらくポルトガルでは鍋の残り汁をリゾットにする習慣はないと思う。
日本式にアレンジしたのだろうけど、バターの風味を効かせた残り汁リゾットは超旨い。本国を超えたな、これは。
最後にカステラの祖先・パォン=デ=ローがデザートに登場。
一同もうお腹いっぱいで大満足。
今回の会合のために、わざわざ地方から上京してきた仲間もいたけど、きっとヤツも満足したことだろう(と、思いたい)。
ともかく、ごちそうさまな一夜でした。
店舗は2階、それでも1階の通行客に売る方法とは。 [日本のなかにある異国空間]
おや、何だろう? この肉の焼ける香ばしい香りは。あわわわ、道端にドネルケバブの焼肉セットが放置されている。いったいナンだ!!
と思ったら、ビル2階にトルコ料理屋がある。どうやらこの店の装置のようだ。
なるほど、2階につながる階段の入り口で、ケバブセットを持ち出し、路上販売してるのか。地上階に店舗がないという立地的ハンディを、創意と工夫で(ちょっと強引ではあるが)克服したのだな。
ま、理屈はともかく、香ばしい匂いは最強の宣伝文句。一個450円とリーズナブルなお値段も相まって、まんまと釣られてしまった。
熱々のケバブサンドをガブリっ。ううん100円マックでは味わえぬ"肉"を感じるゾ。やるな、トルコ人。
でもこの路上販売システム、雨の日はどうしているのだろうか?
と思ったら、ビル2階にトルコ料理屋がある。どうやらこの店の装置のようだ。
なるほど、2階につながる階段の入り口で、ケバブセットを持ち出し、路上販売してるのか。地上階に店舗がないという立地的ハンディを、創意と工夫で(ちょっと強引ではあるが)克服したのだな。
ま、理屈はともかく、香ばしい匂いは最強の宣伝文句。一個450円とリーズナブルなお値段も相まって、まんまと釣られてしまった。
熱々のケバブサンドをガブリっ。ううん100円マックでは味わえぬ"肉"を感じるゾ。やるな、トルコ人。
でもこの路上販売システム、雨の日はどうしているのだろうか?