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W杯-元祖ポルトガルの英雄と北朝鮮 [サッカー]

エウゼビオ昨日のポルトガルvs北朝鮮戦。観客席の黒人のおっさんがテレビで何度も映し出された。彼こそが元祖ポルトガルの英雄・エウゼビオ氏である。

44年前のイングランド大会。同じ対戦カードで前半0-3と北朝鮮に負けていたポルトガルは、後半彼の4ゴールで勢いを盛り返し、5-3と奇跡の逆転勝ちを収めた。

その後、彼はこの大会で得点王になり、ポルトガルも3位に輝く。

当時欧州のナショナルチームにアフリカ系の黒人はほとんどおらず、ある意味ポルトガルチームは革新的だったようにも思える。

ポルトガル・サッカー物語が、事実は逆である。「ポルトガル・サッカー物語」(市之瀬敦・著)では、代表チームにアフリカ系選手を加えねばならなかった社会状況を克明に描き出している。

当時のポルトガル独裁政権は最後までアフリカ植民地を手放さず世界中から非難されていた。

そこで 「ポルトガルは植民地を有していない。有しているのは海外県である」 と詭弁で非難をかわそうとしていた。

そのためには「海外県」出身の選手が必要だったのである。モザンビーク出身のエウゼビオ氏は格好のプロパガンダ・ネタであったのだ。

44年の月日が経ち、ポルトガルの独裁政権はとっくに消え去り、エウゼビオ氏を始め国民は自由に南アフリカにも旅行ができる。

が、一方の対戦国は未だに王朝政治が続き、人民は国内の移動ですら当局の許可が要る。

もし44年後にまたポルトガルvs北朝鮮戦が実現したら(そのときはもはや「北」朝鮮ではないかもしれないが)、昨日の試合に出場した共和国選手たちはもちろん、多くの人民国サポーターも自由に44年後のW杯が楽しめるようになっていて欲しい。

いや、そうなっていないといけない。


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