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苦悩するアフリカ(旧ポルトガル植民地) [サッカー]

アンゴラで開催されてたサッカー・アフリカ選手権で、トーゴ代表が武装ゲリラに襲撃され、最終的にチーム関係者3名が死亡した事件は世界を震撼させた。

事件が起きたのは、アンゴラの飛地ガビンダである。ここでふと思った。なんでこんなところに飛び地があるのだろうと。

2010 0117 アフリカ苦悩する大陸.jpg
アフリカ苦悩する大陸(東洋経済新報社)』を読んでみた。

すると面白いことが書いてあった。同じポルトガル植民地で、つい最近まで内戦に明け暮れていたアンゴラとモザンビーク。一方のモザンビークはこの僕が観光旅行できるくらい平和になったのに、アンゴラの治安はいっこうに回復しない(そんな国で無理やりスポーツイベントを開催するのは無理だろう!)。

この違いは両国の埋蔵資源の違いにあると、本書は解く。すなわち、モザンビークは大した資源がないので、利権を巡る各勢力の争いがあまりない。一方資源豊富なアンゴラはその巨大利権を巡って武装勢力が未だに群雄割拠しているという。

資源の少ないモザンビークが平和になり成長しているのに対し、資源豊富なアンゴラが未だに暴力で苦しんで国民が貧しいままというのは何と言う皮肉か。

そして事件のあったカビンダは、沖合いに海底油田が眠っているという。不自然な「飛地」の存在もこれで合点がいく。

下手に資源など持たないほうが人間は豊かになれるのであろうか?

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