原発大国でミネラルウォーターの水源を守る（フランス）

大震災にによる原発事故で、関東の浄水場から放射線物質が確認され、その結果ミネラルウォーターの需要増加につながり、品薄状態が続いたことは、記憶に新しい。

ところでミネラルウォーターといば、ヴィッテル、ボルヴィック、エビアンといったブランドが有名であるが、これらはフランスの山岳地帯を水源とし、広大なエリアを市民も参加してあらゆる汚染から保護しているという。

ミネラルウォーターの水源を守る人々

例えば、ボルヴィックの水源オーヴェルニュ地方では自治体や地域住民も協力し、周辺農家は有機栽培に取り組み、仏国鉄も地域での除草剤使用を中止したりして、豊かな自然の恵みを守ることに努力している。

尊いことだと思う。

だがしかし、一方でフランスは原発大国でもある。

フランスの原発分布地図

ひとたび事故が起きれば、これらナチュラルミネラルウォーターの水源も危険にさらされる。

水源地域住民の地道な努力の積み重ねが一瞬で無に帰すようなことのないよう、願って止まない。

SOURCE:プレスブログ

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タグ：ミネラルウォーター フランス 原発