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地域密着の力 - バナナと算数ドリルとサッカークラプ [サッカー]

シルバーコレクターなどとなかなか優勝できないことを揶揄される川崎フロンターレだが、Jリーグのなかでも強豪の一角を占めるようになったのは、ここ数年の話。

ちょっと前までJ1とJ2の間を行ったり来たりしていたチームが進化していったのは、選手の強化もさることながら、サポーターの力が見逃せない。

僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケサポーターが増える → 球団の収入が増える → 良い選手を獲得できる → さらにサポーターが増える →

この正のスパイラルに重要な、「サポーターを増やす」裏話が「僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ」(天野春果 著)には詰まっている。

フロンターレがまだJ2にいたころ、川崎には全国区の人気を誇っていたヴェルディというチームがあった。全盛期のカズやラモスといったスター軍団であったが、地域との繋がりを軽視し、本拠地も東京に移すなどしたため、バブルな人気がはじけると、チームは急速に弱体化していった。

フロンターレはヴェルディを反面教師に、徹底した地域密着戦略でサポーターの心をつかむ。

母体企業名を球団社名からはずし市民球団であることを明確にし、市の商店街にドブ板営業でスポンサーを募る。新聞販売店と提携してチラシを配ってもらう。小学校に出向き選手を教材に算数教室を実施する。。。

安易にお金をかけず、知恵と汗をかいて、地道に地域に溶け込んだ結果が熱心なサポーターを誕生させていった。

その一挙手一投足が詳らかになる興味深い一冊だった。



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