軽やかだが、突き刺さる カンボジアの重い闇 [海外旅行の周辺]
東南アジアの人身売買に反対する、某NPО団体のポスターに、ちょっと衝撃を受けた。
ある日、姉 が いなくなった。
つぎの日、テレビ が やってきた。
愛のない セックスを 知っている
12歳の 少女が います。
ガイドが 言った。 ビールでも 飲みに 行くか。
それとも、子ども でも 買いに 行くか。
売春宿 の 前を 通った。
小学校か、と 思った。
この手のポスターって、悲惨な現実写真を突きつけ「何とかしましょう、ご支援を!」と訴えるのが常だ。そして、理性を働かせば、その訴えはもっともな場合が多い。
だが、一方で、そういう直接的な表現に対しては、直視したくない感性が働き、生理的に拒絶反応を起こし素通りしてしまいがちでもある。
このポスターは、抑えたトーンのイラストがダイレクト表現で起きがちな拒絶感を回避し、シンプルなデザインが返ってメッセージを際立たせ、突き刺さってくる。
軽やかだが、重いカンボジアの闇を浮き彫らせている。
ある日、姉 が いなくなった。
つぎの日、テレビ が やってきた。
愛のない セックスを 知っている
12歳の 少女が います。
ガイドが 言った。 ビールでも 飲みに 行くか。
それとも、子ども でも 買いに 行くか。
売春宿 の 前を 通った。
小学校か、と 思った。
この手のポスターって、悲惨な現実写真を突きつけ「何とかしましょう、ご支援を!」と訴えるのが常だ。そして、理性を働かせば、その訴えはもっともな場合が多い。
だが、一方で、そういう直接的な表現に対しては、直視したくない感性が働き、生理的に拒絶反応を起こし素通りしてしまいがちでもある。
このポスターは、抑えたトーンのイラストがダイレクト表現で起きがちな拒絶感を回避し、シンプルなデザインが返ってメッセージを際立たせ、突き刺さってくる。
軽やかだが、重いカンボジアの闇を浮き彫らせている。
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