どじょう総理の 世界における存在の耐えられない軽さ

イタリアの某アパレル会社のポスターが物議を醸している。

「UNHATE（嫌わないで）」と、米大統領や共和国独裁者、ローマ法王など世界のリーダーが敵対する相手とチューしてるのだ。

胡錦濤主席（中国） × オバマ大統領（米国）

金正日（北朝鮮） × 李明博大統領（韓国）

ベルルスコーニ首相（イタリア） × メルケル首相（ドイツ）

ベネディクト16世（ローマ法王） × タイーブ師（イスラム指導者）

平和と相互理解を訴える企業メッセージであるが、これに対しお膝元のバチカンから「ローマ法王への侮辱である」とクレームが付き、このイタリア企業はあわててポスターを撤去したという。何たる大失態と思いきや、さにあらず。

昔から物議を醸すことを得意とするこの会社、こうなるとは当然予測していたに違いない。騒ぎか大きくなれば、世界中のメディアがこのように取り上げてくれる↓

こうしてタダで宣伝を広めてくれれば儲けものなのだ。（かく言うオイラだって、こうして超微力ながら"宣伝"に協力していることになる。）

いずれにしても、世界に存在感のあるリーダーでなけれは、こんな物議は醸せない。

この企業からも相手にされない「どじょう総理」の世界における存在感って、このＴシャツ程度の重さしかないのか？

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タグ：ベネトン ポスター ローマ法王 UNHATE Press Lions Grand Prix