沖縄の幻想 [雑談]
美しい海、長寿日本一、豊かな琉球文化。 沖縄に対し、自分を含めた都会の人間は、そこはかとない憧れを抱いている。では実際の沖縄はどうなのか?
戦後沖縄の密貿易時代を取り仕切った女帝ナツコの足跡を追った著者による「沖縄幻想」 (著・奥野修司)を読んでみた。
そこには、交付金・補助金付けで絡めとられた沖縄の現実が描かれていた。
例えば那覇に128億円かけて完成した「ゆいレール」は、なぜ建設費の安いLRT(路面電車)でなく、モノレールなのか? 本音は国からの補助金が路面電車では25%なのに対し、モノレールだと50%でるから。
そもそも沖縄は国からの補助金の率が本土と異なっている。
道路改修費: 沖縄―90% 本土―50%
多目的ダム: 沖縄―95% 本土―70%
港湾改修費: 沖縄―90% 本土―40%
結果、沖縄では8人に1人が建設業に従事しているのだそうだが、狭い沖縄は道路は整備されつくされ、最早舗装を必要とする道路はない。
道路がなくなると離島への巨大な橋に向かう。
人口の6000人の小島に、総事業費320億円のこんな橋がホントに必要なのだろうか?
戦後沖縄の密貿易時代を取り仕切った女帝ナツコの足跡を追った著者による「沖縄幻想」 (著・奥野修司)を読んでみた。
そこには、交付金・補助金付けで絡めとられた沖縄の現実が描かれていた。
例えば那覇に128億円かけて完成した「ゆいレール」は、なぜ建設費の安いLRT(路面電車)でなく、モノレールなのか? 本音は国からの補助金が路面電車では25%なのに対し、モノレールだと50%でるから。
そもそも沖縄は国からの補助金の率が本土と異なっている。
道路改修費: 沖縄―90% 本土―50%
多目的ダム: 沖縄―95% 本土―70%
港湾改修費: 沖縄―90% 本土―40%
結果、沖縄では8人に1人が建設業に従事しているのだそうだが、狭い沖縄は道路は整備されつくされ、最早舗装を必要とする道路はない。
道路がなくなると離島への巨大な橋に向かう。
人口の6000人の小島に、総事業費320億円のこんな橋がホントに必要なのだろうか?
2012-04-03 20:00
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