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隠れ海外組の逞しい生き様-越境フットポーラー [サッカー]

98年フランス。W杯初出場の日本代表に海外組は一人もいなかった。 あれから幾年、橋の下を川の水が流れ、今や代表レギュラーのほとんどが欧州海外組という時代だ

越境フットボーラー しかし、海外で活躍するのはトップ選手ばかりではない。国内で活躍の場を失った選手が、アジアや北中米など意外な国のチームに数多く散っている。

そんな非エリート海外組の生き様を追ったのが「越境フットボーラー」(佐藤俊 著)だ。

実業団チームの合併により戦力外となり、30才でプロとして海外で契約を勝ち取った元アマチュア選手。Wユース準優勝の一員ながら、ケガで選手生命が絶たれかけた元黄金世代。海外に活路を求めるプレイヤーたちのバックグラウンドは多彩で波乱に満ちている。

その活躍の場もまた極めて多様だ。タイ・ベトナム・インドネシア・ペルー・トリニダードトバコ、、、ミャンマーやブルネイにまでリーグがあるというから改めてサッカーは世界的なスポーツであることを実感する。

一概にサッカー後進国のプロ選手の待遇は厳しい。しかし助っ人外国人として活躍すると予想外にいい待遇が待っている。日本の下部リーグで掛け持ちのセミブロをしているより、はるかに稼げる国も少なくないのは驚きだ。

しかし、これらの国々のリーグ運営やチーム事情は一筋縄では行かない。

例えばブルネイ。

国内強豪クラブのキャプテンは国王の甥だ。だから誰もプリンスに手を出せない。プリンスはポルシェに乗って颯爽とキックオフ5分前にスタジアムに現れる。まるで巨人の星の花形満の世界じゃん!!

そして、試合でそのプリンスにアシストでもしようものなら、ベンツが届くという(マジかっ)。

かと思えばインドネシア。

強豪クラブに移籍したと思ったらホームタウンはイリアンジャヤ、パプアニューギニアの東半分側だ。街を外れるとペニスケースをつけただけの裸族がうじゃうじゃいるという。

  「サッカーの技術以上に環境適応力が求められる」

と、異口同音に彼らは語る。隠れ海外組の逞しい生き様がこの本には詰まっていた。



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