アフリカを食い荒らす中国

ここ１０年の間、密かに中国がアフリカに進出しているという。

『アフリカを食い荒らす中国』（河出書房新社）では、フランス人ジャーナリストがアフリカ各地を取材し、いつの間にか中国がアフリカのパトロンに取って代わった様子をレポートしている。

かつてフランス植民地だったコンゴでは、外国人を見かけると「ボンジュール」と声をかけたものが、今は「ニイハオ」に変わっているのだというから驚きだ。

「民主主義？なにそれ？」状態が多いアフリカ諸国に、欧米は簡単に援助ができなくなってきている。そのスキをついて、同じく「民主主義？なにそれ？」大国の中国は構わず援助攻撃をしかけ、大量の人民労働者を送り込んでいるのだという。

世の中知らないうちに変わっているのだなぁ。

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