農業大国ニッボン （日本は世界５位の農業国）

日本は食糧自給率が極端に低く順位も先進国で最低である、と某Ｎ林Ｓ産省が危機を叫んでいる中、『日本は世界５位の農業大国』（著：浅川芳裕）を読んで驚いた。

最低といわれる『自給率』に、某省はわざわざ数値が低くなるようなカロリーベースという公式を発明し採用している。無論こんな公式は他国は全く使ってない。

なぜこんな不可解な数値を持ち出すのかというと「仕事が無くなってきたＮ林Ｓ産省が、自らの仕事を創り出すため」だと農業経営雑誌の副編集長でもある著者は説く。危機を煽って予算を分捕るのだ。

また、日本の農業は脆弱なイメージがあるがそれにもカラクリがあるという。日本の農家の９５％はサラリーマンや公務員が本業で、農業はいわば趣味の範疇の兼業農家、だから統計上零細農家が溢れているように見える。

しかし、残り５％の専業農家の力は意外に強く、国内農業生産額の約８兆円は世界５位なのだという。

まあ、僕は農業の専門的なことには明るくないけど、ともかくＮ林省の役人の口車に簡単に乗らないよう心がけようと思う。

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タグ：日本は世界５位の農業大国 浅川芳裕 食糧自給率