森は海の恋人 - さかな記者が見た石巻 [観光立国日本?]
全国紙のアメリカ総局員まで上りつめた大物記者が定年後の再雇用で地方支局に就任。やって来たのは三陸の石巻支局。
漁業の街に生きる人々の暮しを『こちら石巻さかな記者奮闘記』(著者・高成田享)」は生き生きと描き出す。
原油高と漁業資源の枯渇に苦しみながらもたくましく漁に出る海の男たち。 郊外に出店した大資本のショッピングセンターに客足を奪われ、寂れる街の中心街を活性化させようと模索する行政と地元商工会議所。港に上がる四季折々の海の幸にまつわる数々のエピソード。
とりわけ、豊かな海を守るには海に流れる川の養分が大切なことに気づき、その川の水質を守るため、山に木を植える「森は海の恋人」運動に漁師が賛同、漁師自らが植林活動に携わり自然を守る取り組みは興味深い。
しかし2009年に発行されたこの本の内容は、3/11の津波によって全て流されてしまった。
このさかな記者による続編で、復興した石巻の姿を読める日が一日でも早いことを願って止まない。
漁業の街に生きる人々の暮しを『こちら石巻さかな記者奮闘記』(著者・高成田享)」は生き生きと描き出す。
原油高と漁業資源の枯渇に苦しみながらもたくましく漁に出る海の男たち。 郊外に出店した大資本のショッピングセンターに客足を奪われ、寂れる街の中心街を活性化させようと模索する行政と地元商工会議所。港に上がる四季折々の海の幸にまつわる数々のエピソード。
とりわけ、豊かな海を守るには海に流れる川の養分が大切なことに気づき、その川の水質を守るため、山に木を植える「森は海の恋人」運動に漁師が賛同、漁師自らが植林活動に携わり自然を守る取り組みは興味深い。
しかし2009年に発行されたこの本の内容は、3/11の津波によって全て流されてしまった。
このさかな記者による続編で、復興した石巻の姿を読める日が一日でも早いことを願って止まない。
高成田さんは、震災の1ヶ月前に石巻支局長を退任し、現在は仙台大学で教えておられます。
執筆活動は続いていますので、復興の暁には再び石巻を書いてくださると思います。
http://www.takanarita.com/
一度お会いする機会がありましたが、その頃平和だった地方都市・石巻にも、世界につながるニュースがたくさんあることを教えていただきました。
by suze(mon) (2011-09-18 08:33)
suze(mon)さん
> 復興の暁には再び石巻を書いてくださると思います。
その日が楽しみですね。
ではでは//
by TOSIYA (2011-09-19 07:47)