電気もない、ガスもない。だからソーラークッキング(インド・ラダック地方) [日本のなかにある異国空間]
毎年恒例のイベント「ナマステ・インディア」が某Y々木公園で行われていたので、顔を出してみた。この手のイベントの先駆的存在である「ナマステ」は人出も半端でなく、飲食屋台の前は大混雑だ。
そんな賑わうコーナーを離れ、NGO系の出店ブースに進んでみる。インドに関わる団体なら、常人離れしたユニークなものがきっとあるに違いない! と期待して歩いていると、あわわ「ナンだ、このパラボナアンテナは!!」
某NGOのおじさん曰く「これは太陽光で料理をする道具だよ。電気もガスもないラダック(インド北部の山岳地帯)にはうってつけさ。」と得意げに究極のエコ商品を紹介しだした。
なるほどパラボナの中心にはフライパンが取り付けられている。理屈の上ではこれでエコクッキングできるワケだ。こんなモノが普及したら、東京ガスも脅威を感じるに違いない。
フライパンの中にはとうもろこしの粒が入っていた。だがよく見ると、どうも炒まっているように見えない。恐る恐る「どの位で調理できるのですか」と尋ねてみると、
「今日は曇っているからダメだ。昨日だったら20分でポップコーンになったのにな」と、残念そう。
どうやらこの新商品、東京ガスの株価に影響を与えることはなさそうだ。
「でもラダックは毎日晴天だから大丈夫さ。小学校の給食はこれを使っているんだよ。」
さらに、ラダックでは100%このイノベーティブな商品が普及している村もあるというから恐れ入る。
やはりインドと正面から向き合うヒトたちの草の根の行動力は只者ではないねぇ。
(賑わう屋台街―人の動画を借用してることは内緒ですっ!!)
そんな賑わうコーナーを離れ、NGO系の出店ブースに進んでみる。インドに関わる団体なら、常人離れしたユニークなものがきっとあるに違いない! と期待して歩いていると、あわわ「ナンだ、このパラボナアンテナは!!」
某NGOのおじさん曰く「これは太陽光で料理をする道具だよ。電気もガスもないラダック(インド北部の山岳地帯)にはうってつけさ。」と得意げに究極のエコ商品を紹介しだした。
なるほどパラボナの中心にはフライパンが取り付けられている。理屈の上ではこれでエコクッキングできるワケだ。こんなモノが普及したら、東京ガスも脅威を感じるに違いない。
フライパンの中にはとうもろこしの粒が入っていた。だがよく見ると、どうも炒まっているように見えない。恐る恐る「どの位で調理できるのですか」と尋ねてみると、
「今日は曇っているからダメだ。昨日だったら20分でポップコーンになったのにな」と、残念そう。
どうやらこの新商品、東京ガスの株価に影響を与えることはなさそうだ。
「でもラダックは毎日晴天だから大丈夫さ。小学校の給食はこれを使っているんだよ。」
さらに、ラダックでは100%このイノベーティブな商品が普及している村もあるというから恐れ入る。
やはりインドと正面から向き合うヒトたちの草の根の行動力は只者ではないねぇ。
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