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インドの闇はまだまだ深い [海外旅行の周辺]

アジアの虐げられた人々をレポートする石井光太の取材方法は生半可なライターには真似できない。

物乞う仏陀 タイの売春婦やインドのストリートチルドレンと寝食を共にし、そこから浮かび上がる彼らの境遇をルポした「物乞う仏陀」には驚愕を覚えた。

とりわけ悲惨なのはインドの物乞いたちの実態だ。

喜捨=持てる者は持てない者に施すのが当たり前とされる宗教観から、物乞いは一種の職業となっている。

醜いのはその物乞いを束ねてピンハネする組織が存在していることだ。組織は彼らを一箇所に住まわせ、路上に"出勤"させ上前をくすねる。

そんな搾取集団なんか抜け出してしまえばよいのにと思うのだが、そんなに生易しい話ではない。

組織はインドやネパールの貧しい農村から掻っ攫うようにして子供を買ってくる。そして物心付く前に体罰を与え恐怖心を植え付け、組織から抜けられないようにしてしまうのだという。

さらに恐ろしいことがまかり通っている。

物乞いは健常者よりカタワの方が同情を集めやすく稼ぎがいいのだ。

かくして買われてきた子供たちの多くが手や足を切り落とされ、稼ぎのよい乞食に仕立て上げられる。中には顔に薬物をかけられ哀れな姿にされるものも少なくないのだ。 スラムドッグ$ミリオネア

そんなの作り話であって欲しいと思いたいのだが、あの「スラムドッグミリオネア」にも主人公のスラムの少年がカタワにされる寸前、危機一髪で逃げ出すシーンが画かれていた。

インド人監督の画くストーリーにも出てくるということは「物乞う仏陀」が作り話を書いているとは到底思えない。

世界経済を牽引すると期待されているインド。その闇はまだまだ深い。



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