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世界を歩いて考えよう! [海外旅行の周辺]

知人が面白いよ、と薦めてくれたので手にしてみた。『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』(大和書房)の筆者・ちきりんは外資系企業で20年間働いていた元OLさん。

留学経験もある筆者の旅行暦は、さすが国際派、多岐にわたる。

筆者が、海外旅行を重ねるうちに気づいたこと、考えたことをまとめたのが本書である。

特に、中国やロシア(ソ連)など、筆者が20年前に訪れた旧共産圏の国々と現在のそれとを対比しているくだりが面白くもあり、また、その対比を肌で感じられる彼女が羨ましくもある。

売るもののない百貨店、「没有(メイヨー/ありません)」を繰り返すヤル気のない販売員,etc。旧共産圏で当たり前だった光景が、今や微塵もない様に筆者は驚く。

それは、当時の共産圏を訪れたとがない自分には味わうことができない、20年前に彼の地を訪れた者だけが実感できる特権だ。

自分も当時の中国や東欧を体験しておきたかった、と悔しく思ってしまう。

また、南欧と北欧の食事に関する受け止め方も面白い。 温暖な気候と食材に恵まれた南欧と、厳しい冬に耐えねばならない北欧では、食に関する根本的な考えが違う。つまり、

 南欧の食事 = 美味しく食べるための方法
 北欧の食事 = 保存して冬を乗り切るための方法

なのだ、と筆者は気づく。

北欧やアングロサクソンの国々の食事が単調で不味いのはなぜだろう、と自分も常々思っていたが、そもそも食事を楽しみとできるほど豊かな環境がなかった、という単純な視点は、当たりまえ過ぎて気がつかなかった!!


また、筆者は「海外旅行は、行けるときに行っておきなさい。」と薦める。

そう言われると、あの共和国があの共和国であるうちに、一度は行ってみたくなってしまう。ああ、マズい、マズい。



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